龍ファクメインストーリークリアした(ネタバレあり)

年末に買った『龍の国ルーンファクトリー』をやっており、先日メインストーリー全てクリアしました。クリア時間は55時間半と少し、ゲーム内時間では2ヶ月と少しでした。

ルンファクは4とオーシャンズしかやったことがないのですがめちゃくちゃ楽しんで遊べています。メインストーリーが終わってもシステムメッセージ的にまだまだ続きそうな予感。まぁルンファクシリーズはメインクリアしてから本番なとこありますからね。結婚とか子供とか最高効率突き詰めたりとか。

概要

今作の舞台は『アズマの国』という、いつもの舞台となる大陸から遠く東に離れた場所にある国。この地では50年前に起きた『龍星崩落』という事象により、大地は穢れて引き裂かれ、ルーンは枯渇する一方。国におわす六神もそれに伴いお隠れになってしまい、活気すら失われてしまいました。そんなアズマの国にある里のひとつ、『春の里』もケガレやルーンの減少に伴い人がどんどん減っていました。その里にある『龍神社』に一人の人間……主人公が落っこちてきたところから話が始まります。なおこの衝撃が原因かは分かりませんが主人公は記憶喪失になりました。いつも通りだな!

主人公は男女から選べ、デフォルトネームが存在します。男の子は「スバル」、女の子は「カグヤ」です。名前はゲーム開始後も変更可能ですが、性別はさすがに変更できません。本作は同性婚も可能なので、こだわりがある人は公式サイトのキャラ一覧見て選ぶのもいいんじゃないでしょうか。選ばなかった方はストーリーの中心人物としてデフォルトネームで登場します。なお後々結婚も可能になる模様。

本作は和の雰囲気全開でお届けされています。里や街の様子、建築物も和風で、キャラデザもほぼ全員が和寄りです。主食もパンではなく米だったりといつも違ったルンファクで遊べる感じですね。スクショは秋の里なのですが、紅葉が美しい、なんとも観光地となりそうな場所です。

さて、本作はいつものルンファクのように『ひとつの町』が舞台ではなく、四季の里それぞれを訪問し、開拓し、その里におわす神の神威を回復させていきながら、アズマの国の危機を救う、という流れになっています。それぞれの里には『開拓エリア』というエリアがあり、そこに畑や家や店やらなんやらを置ける上、置いたものによって主人公のパラメータ等にも強化が入ったり、経験値が入って里のレベルが上がったりする仕組みになっています。ストーリーでも里のレベルここまで上げてと指定されることもありますね。

春と秋の里はフラットで広い地形なので、田畑の他大きめの建造物を置くのに適しています。一方、夏と冬の里は開拓エリアの面積が狭く、指定された建物を置くだけで結構ギチギチになってしまいます。特に夏の里はそれが顕著で、作物を育てようとするとマジでスペース足りません。里レベルが8になると広めの離れ小島を開拓できるものの、専用建築物がデカイので畑まで作ろうとするとスペースがやっぱり足りません。ここは商店と漁業特化の方がいいんかな

また、本作はキャラ同士の掛け合いがすごい面白いなと思いました。中盤のスクショで申し訳ないのですが、イヌトリ連れて来いという指示でなんか既にチェックついてんなと思い「これパスできんの?」と思ったらマジでパスできちゃった時のやつです。クラマとカイは古くから付き合いがあるのか、一緒にパーティに入れているとお互いに軽口(けなしあいかもしれん)叩き合う姿が見られます。

特定のキャラを同時にパーティに入れると専用の掛け合いを聞くことができます。フブキとピリカのこの掛け合いめっちゃかっこいい。

基本的には同じ里の人同士か、関係の深い相手同士で発生するのですが、たまにそことそこで!?みたいなのもあり、色々な人を連れ回すのが楽しかったです。

神様同士の仲も良くて微笑ましい場面がいくつもありました。マツリちゃんお化け苦手なんだね〜。斬れないもんねぇ、物理的に。

加えて、里の住人達は『そばに神様がいる』という前提で暮らしているので、人と神の距離がかなり近いなとも感じました。みんな神様として尊敬しつつご近所さん感覚で付き合っておる。でも、うららかとのイベントであったこのタクミの言葉にはかなりの重みがあるなとも思います。特にうららかは困っている人がいたら何でもかんでも十まで手助けしてしまうので、タクミが言う通りの線引きや距離感って大事だなと思いました。『人と神』というテーマのいい所を色々吸えるゲームでもあると思います。

ストーリーについて

日本神話のエッセンスを取り入れつつ、王道を行く形にまとまっていたと思います。基本的にルーンファクトリーシリーズは1作品に1柱神様が出てくるか否かみたいなところがあったはずでして……。そもそも今まで出てきてたっけ。カブ神様みたいに何かを病的に猛プッシュしてきた結果神様のあだ名をつけられたり、セルザみたいな守り神もとい竜がいるとかそういう感じだった気が。そういえば今作はカブ神様ポジいなかった気がするな。そんな感じで神様がいっぱいいる、というのはなんだか新鮮でした。

引きこもっちゃった天の神を引きずり出すための案。日本神話に明るい人ならこれもなんかみたことある展開かもしれません。展開は特に破綻しているとかはなく安心して楽しめました。

そしてここでまた『あの名前』を聞くとは思いませんでした。特大級のネタバレがあるんで伏せますね……。

ゼークスの名をまたここで聞くことになるとは思いませんでした。ルーンファクトリーシリーズは4で一旦区切りがついており、4でなんやかんやあってゼークスぶっ飛ばしてなんやかんやでゼークス滅亡しまして……。そこの皇帝のご息女が今回敵として出てきたクラリスという女性。彼女は落ち延びた地でカムロサキに家族を皆殺されてしまい、自力でカムロサキを討伐したものの祟られてしまい、カムロサキの祟の影響でアズマの神を皆殺しにするため、そして彼女自身の願いとして新たな国産みをなし、ゼークス帝国を再興するという目的で動いていました。

カムロサキはフブキの双子の兄で過去に凶悪な行いのせいで六神によって鎮られたものの、その時はフブキがトドメを刺すのを躊躇い、その隙に逃げてしまったとのこと。今回は覚悟決まったフブキくんがきっちり仕留めました。

また、クラリス自身もカムロサキの祟は解けたものの、ゼークスは奪うことで発展してきた。つまり我々は奪うことでしか生きていけない!と言い、主人公に介錯を頼みますが、主人公はこれを一蹴。奪わず生きていけばいいんじゃね? と生きる道を示します。

ゼークスの皇帝はアースマイトに撃たれましたが、その皇女様はアースマイトに救われる、という真逆の道を歩むことになりました。クラリスはメインストーリークリア後から結婚可能相手として交流が可能になります。

良かった点

冒頭にもお話した通りRFシリーズはオーシャンズと4しかやったことがなかったのですが、かなり遊びやすかったです。

まず、里の運営で鉱業や林業、牧場での仕事を里人にある程度任せられるのが有難かったです。本作は拠点を4つ持つ関係上、資材集め、牧場での畜産物回収、農作業を一手に担おうとすると時間が足りません。また、運営の中で店を好きに建てられるのも良かったです。メイン拠点にする里にある程度必要なお店を立てておけば薬屋はこの里、鍛冶屋はあっちの里……みたいな感じでうろちょろしなくて済みます。工務店、薬屋、鍛冶屋を住人に任せる場合、専用の特性が必要になるのと、建物自体、そしてそれを建築するためのスペースが必要になります。開拓地以外の場所で既に店が多く置かれている夏の里を買い物拠点にしてみるのもいいかもしれません。

次にスキル。今作はスキルツリー制で、武器や制作をすることで得られるポイントをツリー内で自由に振り分けられるという仕様になっています。

が!

その他にもその日に行った戦闘や農業、釣り等の内容を元に『汎用ポイント』という、どのスキルツリーでも使えるポイントが得られます。なので、過去作でやっていた「うおおおとりあえず武器全種作ってベッド殴る!」とか「うおおおとりあえずなんか投げとけ!!!」みたいな形のポイント稼ぎを意識してやる必要はありませんでした。なので急にこの武器種使いたくなったなぁとか、全然使ってないしでポイント貯まらんなぁって時にとりあえずぶち込んでおける有難い仕様でした。特に、どうしても素材が希少になる薬学ツリーはほんまポイントぜんぜん貯まらないです。そう考えると洞窟とかでキノコぶち込めるスターデューバレーとか拠点内で薬草そこそこ取れるハーヴェステラとかはめっちゃありがたかったな……。回復アイテムはほぼ料理頼りでした。薬草やキノコが栽培できるアプデとか来ませんかね? 流石に来ないか……

戦闘に関しては2、3点だけ気になるところもありましたが概ね満足です。原神とかみたいな感じでしたが、特に不便もなく、視認性もそこまで悪くなくと言った感じです。

それと、4では恋愛対象キャラが少ない他、結婚まで行きたいキャラがいるかというとうーん……というところが個人的にありました。本命がさ……例のバグでさぁ……。俺はセルザと結婚したかったよ……。今回は結婚可能相手が異性主人公含め13人でしかも同性婚可能、その上有料DLCではありますがDLCでツイランとピリカともお付き合いが可能になるという大盤振る舞いっぷり。裏ダン解放条件が『子供がいる』からなのでしょうか。決められない、魅力的な人がいないなら幼なじみ(選ばなかった方の主人公)と結婚してね〜って感じなんですかね。

ゲム蜂でアンケートやってますが、やっぱり男性主人公のお相手として女性主人公を選ぶ人は多いみたいですね。というのも幼なじみのこの2人、両親が決めた許嫁の関係でもあるんです。そういうのも相まって選ぶ人が多いんじゃないかなーとは。

こっちはSteamの実績取得状況。うららかの次に多いのがやはり異性主人公との結婚のようですね。これだけ選べて全員魅力的ですから、あなたの好みに合う人がいると思います。例のバグ枠の場合は……なんだ、その……元気だしてください……。

あ、僕ですか?

無事本命と恋人関係まで進みました。やったぜ。告白イベント、可愛いなぁ!!!!ってニヤつきながらスクショめちゃくちゃしてました。キモイぞこのプレイヤー。

気になった点

声を大にして言いたい。

UIどうにかならんかったのか

今までムービーシーンのスクショをいくつも貼りましたが、右上をご覧下さい。スキップとか出てるでしょ?あれ、

常に表示されてんの

流石に数秒経ったら消えるとか、せめて薄い色にしてくんねぇかなとは思った。

プラスして料理。キャラ個人から受けられる『個人依頼』で特定の料理を納品して欲しい、というのがちょくちょく発生するのですが、これがマジで探しにくい。

一応分類でタブ分けはされていますが、せめてあいうえお順の並び替えくらいは欲しかった。

次、戦闘について。問題点として、仕様上仲間を連れ歩かなくても何とかなってしまうことがまず1つ。本作は交流可能キャラであれば全員仲間として連れて行けるという仕様なのですが、どうやらダメージが半分くらい? にしかならないらしく、里効果やスキルツリーでゴチゴチに固めた主人公単騎で普通に何とかなる場面が多かったです。また、主人公が単騎前提みたいなムービーシーンもちらほらあったので「ここは単騎突入が正解だったか……?」と思うことも。

2つ目に装備のバランス。神器が強いので武器要らんとちゃうんかな……と思うなど。装備品の更新頻度が高く、金策が追いつかないことがほとんどだったので、本当に追いつかない時は仲間の装備や自身の防具に制作リソースを回し、神器を武器代わりにぶん回してました。この更新頻度の高さも武器防具の強化をメインストーリー中全然しなかった理由です。すぐ強いの出てくるなら、強化するより更新した方がコストも浮きますし。神器は戦闘に絞ると風と光は遠距離で、火は近距離で大変お世話になりました。特に光の神器は追尾ビット飛ばせるので段差をある程度気にせず戦うことができて大変に便利でした。段差のない対地攻撃は風の神器で遠距離攻撃していました。遠距離攻撃つよい。本作はRPの回復が容易なのでそれも『武器は神器一択』の状況に拍車をかけているのかもしれません。まぁ、きちんとした武器持たないとラスボス戦で詰むんですけどね( ᐛ)

最後。今作の目玉武器として実装されたっぽい弓と呪符。どちらも遠距離攻撃が可能な武器ですが、弓でしかできないことが多く、近距離武器と弓を同時装備していたって人も多いんじゃないんでしょうか。俺もそーなの。開発側としてはエイムバリバリ行ける人は弓、エイム苦手な人は呪符という感じで使い分けて欲しかったのかもしれませんが、完全に弓に食われちゃってますね……。神器のスキルツリーでゴリゴリに属性攻撃力が上がるし、モーションが好きなのでもっと使いたいんですけどね……。

続いて交流なんですけど……

今までのルーンファクトリーシリーズだと、住人にプレゼントをあげて仲良くなる、というのが主でした。今作はこんな感じで贈り物を贈る、以外に3つの話題や行動を選べるんですが……。うーん、正直要らなかったかなと思います。

実は好きな話題振り続けるだけで好感度は6まで上がります。そこから先は贈り物もした方がいいのですが、そのキャラの好みがほぼ分からない状態で結婚まで行けちゃうと別所で見ました。それはルンファクシリーズというか、牧場物語ライクなものとしてどうなんよとはちょっと思った。他のキャラに聞いても好みのヒントになる台詞とか全然ないから余計にねぇ……。

だってさぁ! せっかくならそのキャラの大好物でお祝いしたいじゃん! 誕生日!

薄い、とまではいかないですが、ここは流石にタイパ重視しないで欲しかったなーと思うエビでした。

あとは不満点としてあまり挙がらないけど地味にストレスだったのが農耕ですね。村人任せにしてしまうと収益率高い金の作物だけ植えたくても次に種まきする時に作物が置きかわってしまうこともあり、金策が非常にしにくかったです。4で仲間にしたモンスターに畑の水やりを手伝ってもらうことができましたが、龍ファクも設定から里人の手伝い範囲を水やりのみにしておくといいかもしれません。

総評:惜しいところはいくつかあるが、格段に遊びやすくなったタイパ重視の人もニッコリできる作品

特に重大なバグもなく(重要事項)、ストーリー進める時には村人に全お任せ、そうでない時は自分で農耕……など、従来の自由さをある程度残しつつ、5であった不満点へのテコ入れや新しい要素などを取り入れた挑戦作に仕上がってるな、と思いました。

また、メインストーリーを進めるだけならレベル上げも楽ですし、交流に関してもかなりサクサク進むので、忙しい現代人向けのタイパ重視な部分も色々と見受けられました。ただ、気になった点でも挙げた通り、交流に関してはタイパ重視にするのはやめて欲しかったな……と思います。人間関係の構築にタイパ重視してどうすんねん。

外伝作品ではありますが、今までルンファクシリーズやったことないよーって人にもおすすめできる作品に仕上がっていると思いました。普段のルーンファクトリーってどんなんなんだろうって思ったら4SPを遊ぶことをおすすめします。

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